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キーボードのカスタマイズ

うるさいキーボードの音を静かにする方法

静かな環境だと意外と音が気になるのがキーボード。今回は、なぜキーボードのタッチ音がうるさいのが、そしてうるさいキーボードの音を静かにする方法をまとめました。

更新日: 2024.10.9公開日: 2022.6.29

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キーボードの音がする原因を知ろう

キーボードの音がうるさい場合は、原因は主に三つ、

  1. キースイッチの音
  2. キーの跳ね返り音
  3. キータッチの共振音

です。

キースイッチの押し込み音

キーボードは、キーを押すことでベース板にあるキースイッチが反応してキー入力を実現しています。スイッチの種類は様々ですが、タッチ式でない限り、どのタイプでもキースイッチの押し込み音は発生します。

押し込み音はメンブレン式だとキーがベース板にぶつかる音、メカニカル式だとスイッチが音になる音です。このあたりは、どのスイッチ方式のキーボードを使っているかで、原因が異なります。

キーの跳ね返り音

キーボードのキーは、押し込んだ後に戻るようにできているため、押し込んだ時だけでなく、戻ってくる時にも音がします。

この跳ね返り音はプラスチック製のキーだと顕著で、逆にシリコンやゴムのキーだと小さくなります。

キータッチの共振音

キーボードから発する音は、キーボードのキースイッチ音やキーの跳ね返り音などがベース板や筐体に共振して、音を大きくしている場合があります。

共振音が原因になっているかは、ソファや布団などのクッション性のあるもの上でキータッチしてみるとわかります。共振音が原因の場合は、クッション性のあるものの上ではキータッチが音が軽減されるはずです。

うるさいキーボードを静音化する方法

静音化リングをつける

使っているキーボードがメカニカルキーボードであれば、静音化リングが使えます。静音化リングは、メカニカルスイッチに取り付けるゴムリングで、1セットで1,000円前後で販売されています。

キーボード 静音化リング
キーボード 静音化リング

キースイッチが完全に押し込まないようにすることで、キースイッチがベース板まで到達しないため、押し込み音が軽減されるという手法です。

うるさいキーボードの音を静音化させる方法としては効果が高いですが、一つ一つのキースイッチにリングを取り付けるのが面倒なのと、キーボードのキータッチが変わってしまうところが難点です。

キーボードマットの上に置く

キーの共振音が原因なのであれば、キーボードをキーボードマットの上に置くだけでも、うるさいキーボードがかなり静かになります。

キーボードマットは手軽で値段も高くないので対策としては良いのですが、キーボードのタイプによっては効果が出にくいケースがあります。

効果が出にくいキーボードは、

  1. ベース板がマットになっているキーボード
  2. チルトスタンド式のキーボード

などです。

特にチルトスタンド式のキーボードの場合は、キーボードマットでは静音効果は低いでしょう。

キーを変更する

これはメカニカルキーボードなどのキーをカスタマイズできるキーボードの場合は、キーを交換すると静音効果が得られることがあります。

基本的にはどのキーボードもキーはプラスチック製が多いですが、キーの構造が違うとタッチ音も変わるため、静音化できることがあります。

最近ではキーボード専門店も出てきているため、専門店で実際にキーを触ってみて、音を聞き比べてカスタマイズしてみると良いでしょう。

静音キーボードに買い換える

うるさいキーボードを静音化するベストな方法は、静音キーボードに買い換えることです。

静音キーボードは、高級キーボードから安価なものまでたくさんあるので、家電量販店などで実際に試してみると良いでしょう。

完全に音がしないレベルのキーボードが欲しいなら、シリコンキーボードがおすすめ。カポカポという独自の音はしますが、プラスチックキーのような高い音ではないので、静音効果は高くなります。