左手デバイスに最適なショートカット・キーボード
普段使いからゲーム、動画配信など、注目度が上がっている「左手デバイス」。左手デバイスとして最適なショートカット・キーボードについて解説します。
公開日: 2024.7.10
左手デバイスとは?
「左手デバイス」は、右手でマウスやスタイラスを使用しながら、左手でキーボードショートカットを操作するための専用デバイスです。例えば、「コピー(CTRL + C)」や「ペースト(CTRL + V)」などよく使うキーボードショートカットを1つのキーに割り当てることで、キー入力回数を減らして効率よく作業を行うことができます。
左手デバイスはどんな使い方に最適?
左手デバイスがよく使われるシーンは、次の通りです。
- プログラミング: コードを書く際のショートカット操作が簡単に
- デザイン作業: グラフィックソフトウェアのショートカットキーをすばやく操作
- ゲーム: ゲーム内での複雑な操作を高速化。
左手デバイスの種類
左手デバイスには実は様々な種類があります。
- キーボードタイプ
- ボタンタイプ
- ゲーミングタイプ
一番シンプルなのがキーボードタイプ。メカニカルキーボードを数キー分だけ切り出したようなデザインで、プログラムでキー割り当てをします。シンプル故にどんな使い方もできるのが特徴です。
ボタンタイプは、Stream Deckに代表されるような、特殊な機能を割り当てたボタンタイプのデバイスです。
ゲーミングタイプは、キーボードとボタン、トラックパッドが一体化化して左手だけで全ての操作ができるようになっているデバイス。これはゲームに特化しています。
左手デバイスとしてのショートカットキーボード
ここから左手デバイスとしてのショートカットキーボードについて深掘りしていきます。
左手デバイスとしてショートカットキーボードを使うメリット
まずは左手デバイスとしてショートカットキーボードを使うメリットを見ていきましょう。
- 安い
- コンパクト
- 互換性が高い
- 耐久性が高い
一番のメリットは価格が安いという点。ショートカット・キーボードは安い製品は2,000円程度で購入できます。専用のボタンタイプやゲーミングタイプは1万円超えの製品がほとんどということを考えると、左手デバイスのお試しデビューに最適なのはショートカット・キーボードでしょう。
次に大きいのがコンパクトさ。左手デバイスは意外とサイズが大きいものが多いですが、ショートカットキーボードは小さい製品なら5cm x 10cm程度のものからあります。そのため、デスク上でのレイアウトの自由度が高くなります。
互換性が高い点もショートカットキーボードのメリット。ただのキーボードなのでシンプルで割り当て次第で様々なことができます。また、作りがシンプルなので耐久性が高いというのもメリットでしょう。
左手デバイスとしてショートカットキーボードを使うデメリット
逆にデメリットは何かというと「キー数に限界がある」という点でしょう。
ショートカットキーボードはキーボードなのでキー自体が大きめですし、ベースも大きい。そのため、ボタンタイプやゲーミングタイプと比較するとキー数を増やすにも限界がある(キーボードを並べている状態になる)ため、その点は弱点とも言えます。
左手デバイスとしてのショートカット・キーボードについて解説してきました。
ショートカット・キーボードは価格も安く自由度も高いので、左手デバイスを試してみたい、使ってみたいという方は、ショートカット・キーボードをぜひ試してみてください。