Surfaceのタイプカバー・キーボードカバーの種類と互換性のサムネイル

メーカー製PCのキーボード

Surfaceのタイプカバー・キーボードカバーの種類と互換性

第11世代までモデルが進み、さまざまな種類の専用キーボードが登場しているMicrosoft Surface。意外とわかりづらい、Surfaceのタイプカバー・キーボードカバーの種類と互換性を解説します。

公開日: 2025.1.7

編集ノート: keyboardistaでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

Surfaceのタイプカバー・キーボードカバーの種類

Surfaceのキーボードカバーには、大きく分けて4つの種類があります。

  1. Surface キーボード: Surafce Pro 8以降が採用する、現行のカバー式キーボード
  2. Surface タイプカバー: Surafce Pro 3から7+までに互換する、カバー式キーボード
  3. Surface Go タイプカバー: Surafce Goの全てのモデルに互換する、カバー式キーボード
  4. Surface 旧カバー: Surafce Pro 2までのカバー式キーボード

Surface キーボード

本体デザインがリニューアルされたSurface Pro 8から採用されたのが、「Surface キーボード」。見た目的には従来のタイプカバーと同じですが、従来のカバーポートのデザインが一新されており、旧モデルと互換性がありません。名称も「タイプカバー」ではなく、「Surface キーボード」となっています。

Surface キーボードには、

  1. Surface Pro Flex キーボード
  2. Surface Pro キーボード
  3. Surface Pro X タイプカバー
  4. Surface Pro キーボード (ペンストレージ付き)

など複数種類があります。

それぞれの違いは、

  1. Bluetoothの有無
  2. ペン収納機能の有無
  3. タッチパッドの違い(メカニカルかハプティックか)

などです。

なお、Surface Pro Flex キーボードには「構造: メカニカル キー」という記載がありますが、これはいわゆるメカニカルキーボードでの「メカニカル・キースイッチを採用している」という意味ではなく、単純にタッチパッドの「ハプティック」の対として、メカニカルと表現しているだけのようです。

Surface タイプカバー

Surface Pro 7+までが採用したのが「Surface タイプカバー」。Surface タイプカバーには、Surface Pro 3世代と、Surface Pro 4以降世代がなど複数世代があり、デザインやキーピッチなどが異なります。

Surface Go タイプカバー

初代から4世代までリリースされているSurface Goですが、実は対応するタイプカバーは全て一緒で、Surface Pro 7+以前の旧タイプカバータイプです。

画面サイズは大型化していますが、本体サイズが同じため、旧モデルのタイプカバーを最新モデルまで使うことができます。

Surface 旧カバー

Surface Pro 2までのモデルに対応するのが「Surface 旧カバー」。カバーポートのデザインは、前のモデルであるSurface Pro 2までと同じですが、互換性がなく、接続をしてもキーボードが反応しません。

この世代は、タイプカバーだけでなく、タッチカバーやパワーカバーなど、野心的なモデルが存在したというのも特徴です。

Surfaceのモデルとタイプカバー・キーボードカバーの互換性

最後に、Surfaceの各モデルと、各キーボードカバーの互換性をまとめました。

モデルSurfaceキーボードSurface タイプカバーSurface Go タイプカバーSurface 旧カバー
Surface Pro 11×××
Surface Pro 10×××
Surface Pro 9×××
Surface Pro X×××
Surface Pro 8×××
Surface Pro 7+×××
Surface Pro 7×××
Surface Pro 6×××
Surface Pro 2017 (第5世代)×××
Surface Pro 4×××
Surface Pro 3×××
Surface Pro 2×××
Surface Pro (初代)×××
Surface Go 4×××
Surface Go 3×××
Surface Go 2×××
Surface Go (初代)×××

用語解説

  1. ハプティック・タッチパッド: 従来のスイッチ式ではなく、感圧による振動でクリックを再現する

参考リンク

Surface キーボードとタイプ カバーの詳細 | Microsoft