タイピングでの腱鞘炎などの痛みのトラブルを軽減させる方法
長時間タイピングしていると、タイピングが原因で腱鞘炎などの腕・手の痛みが発生することがあります。今回は、そうして腕や手の痛み、トラブルを軽減させる方法をまとめました。
更新日: 2024.10.4公開日: 2022.6.29
今のキーボードのまま軽減させる
アームレスト(リストレスト)を使う
キーボードのタイピング時は、キートップに対して肘の位置が低くなると、手首が曲がった状態でタイピングすることになるため、指を動かす腱に余計なテンションがかかってしまいます。
一般的なキーボードはそこまで高さがないので問題になることは少ないですが、ゲーミングキーボードなどは、キースイッチに高さがあため、どうしてもキートップが高くなってしまうため、キータッチ自体は軽やかなのに、腱鞘炎になってしまうことがあります。
そこで、アームレストを使って手首や肘の高さを上げることで、肘から手首までの筋にテンションを書けないようにします。
実際にアームレスト使ってみるとわかりますが、肘がキートップに対して斜めにならないだけでも、タイピングによる腱鞘炎がだいぶ軽減されます。
キーボードの高さを調整する
キータイピングで腕や手が痛くなる大きな理由は、キートップの高さなので、キーボードの高さを調整できる場合は、キートップが肘よりも高くならないように調整します。
調整方法としては、高さが低い場合はキーボードマットを敷く、チルトを立てるなどで高さをだします。キートップの方が高い場合は、先程のアームレストを使ったりして、肘を高くします。
どの高さが最適化は個人差があるので、色々調整してみて一番筋にテンションがかからない高さを探してみましょう。
デスク・椅子の高さを調整する
意外に大きいのがデスク・椅子の高さです。
デスク・椅子の高さは肘の高さ、角度、姿勢などタイピング時に身体にかかる負荷の全てに影響します。
デスクの高さが高すぎると、腕を上げる形でタイピングすることになるので、タイピングでなんらかしらの痛みを伴うことが多くなります。
また、デスクの高さが最適でも、椅子の高さが低すぎると、これも腕を上げる形になるので、デスクと椅子のバランスをしっかりと取るようにしましょう。
正しいタイピングを習得する
地味に大きいな効果があるのが、正しいタイピングを習得することです。
キーボードのキーは、Fは人差し指、Aは小指という感じで、実はタイピングする指が決まっています。多くの人が我流でタイピングをしているため、この正しいタイピングができていないことでしょう。 z 正しい指でタイピングをするのが、指や筋に対する負荷が一番軽減されるタイピングになるので、正しいタイピングを習得するだけでも、指の無駄な動きがなくなり、腱鞘炎などの軽減に繋がります。
正しいタイピングの練習は、ブラウザの無料ゲームで練習できるので、ぜひトライしてみてください。
新しいキーボードを選ぶ
ここまでやってみても、腱鞘炎などの痛みが改善されなかったら、現在のキーボードが身体に合っていない可能性があるため、新しいキーボードを新調を検討しましょう。
最近では、大型家電量販店などに実機のキーボードが展示されていて、試し打ちができるようになっているので、実際にタイピングをしてみて、打ち心地や高さ、サイズなどが自分に合うキーボードを探してみましょう。